- 転職したいけど、専門スキルがない
- せっかくの20代を銀行員として過ごしていくのは正解なのか
- キャリアアップしたいけど、どんな会社・職種に行けるのだろう
色々悩み、銀行員から転職したほうが良いのかなぁと一人で悩んでませんか?
経験上、ズルズルいってしまう人が多いです。
結局30歳を超えてしまい、「待遇も良いし、まだ転職しなくても良いかな」で結局辞めません。
正しい転職をすることで、あなたの市場価値は高まり、やりたいことにチャレンジすることができます。
[銀行員がM&Aコンサルに転職して感じたこと]
・銀行で決算書の読み方を学んでおいてよかった。
・自分のビジネスバックボーンの薄さを実感する。
・退職後も前職の銀行との関係は良好。優しい。
・急にSNSの運用を変えたため、友人からは人が変わったと言われて、辛い。
・転職してよかった。— 眞﨑託弥@クレジオ・パートナーズ (@mazataku62) April 7, 2020
銀行員から人材業界に転職してはや半年経つけど、心から転職してよかったと思う
— ミニ😊オン@ (@minion543210) December 21, 2019
近年銀行員の役割は多様化しており、ただの金貸しだけでは付加価値を発揮しきれなくなってきています。
経産省では金融機関向けに中堅中小企業のDXに向けたガイドラインを作成するなど、銀行が担う役割は重要です。
銀行はあらゆる企業の中でもかなり特殊な企業文化になっており、外にでてみるとなんて窮屈な環境だったんだと感じることでしょう。
この記事では
- 銀行員の主な転職理由
- 銀行員が活かせる強み
- 20代銀行員の転職先
について記載しています。
さあ見ていきましょう!
\銀行員向け向けおすすめ転職エージェント/
サービス名 | 特徴 |
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筆者の経歴
◇メガバンクへ入行。都内店へ配属。法人担当として勤務。法人部門にて優秀賞を獲得。
◇コロナ渦を契機に少数精鋭の事業再生コンサルティングファームへ転職。事業財務DD、再生計画策定に従事。
製造業や小売業などの計10社以上の再生支援を実施。
◇某大手事業会社へ入社。経営企画としてM&Aを始めとした経営戦略の策定・実行に携わる
◇現在はとあるオンラインスクールの代表も歴任
筆者はもともと銀行からのスタートです。
3年目になるころには、だんだん仕事に慣れてきた中で一つ気が付いたことがあります。
「支店勤務で身に付いたことってなんだろう?自分や先輩方がもっているスキルってなんだろう」
私は気が付きました。
仕事をしっかり回している先輩方ですら、銀行の外に出た場合、専門性を武器に戦うことができない。






尊敬している先輩でもあくまで銀行業務ついては一級品であって、スキルセットとして外で通用するものは少ないのが現実です
銀行員が転職すべき6つの理由
異動先を自由に選択できない
銀行員であればだれもが興味関心を持つのが人事です。
行内で異動通知がでれば、すぐ同期や先輩から「栄転おめでとう」などと声をかけられるでしょう。
異動先は、その人の適性や実績によって、支店長と人事部の擦り合わせによって決定します。
すなわち、自分ではどこにいくか決定できないということです。
その時のポストの空き具合、支店長との関係性
によって、変動します。
つまり、実力要素以外に、運要素も大きく影響してくるということです。






銀行員は人事によって人生を左右される可能性が高く、キャリア上のリスクが高いということですね
銀行都合の営業活動に嫌気
銀行はノルマがとても厳しいです。
店舗によって異なるでしょうが、私がいた店舗は総じて不可能ではないのかと思われるようなノルマが支店全体に課せられます。
結果的に何をするかというと
- 資金需要がない先に、むりやり融資
- 優越的地位を活用した高リスク取引の提案(通貨オプションの導入)
- オーナー社長へ巨額の資産運用提案
など銀行に都合の良いものばかりをセールスしていきます。
『顧客の課題を金融によって解決し、経営をサポートしたい』
就職活動時、このような言葉で内定した人も多いと思います。現実はそうもいかないということです。






必要がないのに融資の提案をしたり、感謝されない営業をやる続けるのはとてもしんどかったよ、、
資格試験の勉強等の負担が大きい
銀行員です。辞めたいです。
銀行員2年目です。去年の4月に入行し、辞めたいと思いながらもなんとか頑張ってきました。
2年目になり、任される仕事も増え、新入行員の指導員としても頑張っています。
しかし、どんどんノルマは増やされるのに、なかなか成果としては上がらず、
このまま成果がとれないままで銀行にいれると思ってるの等、女性行員の先輩からきつく言われる毎日です。
家に帰ってからも毎日、投資信託や保険やらの商品の勉強、休日は資格試験があったりで、
正直気が休まらないです
https://asiro.co.jp/media-career/429/
銀行員は金融商品を取り扱うために様々な資格を取得します。具体的には以下の通りです。
- 証券外務員
- 生命保険募集人・損害保険募集人(一般)
- 生命保険募集人(専門・変額)
- 内部管理責任者
- 簿記3級
銀行員1年目のプライベートはほぼ資格の勉強に費やすことになるでしょう。
資格の勉強だけではなく、普段銀行員として必要な知識である財務・法務・税務などについても学習が必要です。
また資格だけでは仕事はできません。
銀行内ではすべての業務に手続きが決められており、その手続きを理解することが大事です。
勉強以外にも
ノルマ達成のため、来週以降の行動計画をどうするかなどを土日に考えてこい
などと上司から言われることも多く、気が休まらないのが銀行員です。
業務上の無駄が多すぎる
細かい体裁面に相当の気を使います。
印鑑の角度が曲がっていたりや多少インクがにじむだけでも文句を言われます。。






筆者は雑だったので、沢山怒られました、、笑
書類が多く、稟議ファイルから必要な書類を探すことすら時間がかかります
本部からは現場の負担を増やすような”仕事のための仕事”が降ってきたり、中身のない”会議のための会議”など様々な無駄があります。
本来であれば、顧客のために時間を割きたいところが、そういった無駄な事務や業務に忙殺されるストレスは計り知れません。






お客さんのために本来割くべき時間を内向きに割くのは本末転倒な気がするよね…
事務作業多すぎ。できる銀行員って営業力より要領のよさと処理能力なのかなぁ…
— いの (@1226_ryota) July 19, 2017
専門性が身に付きにくい
銀行員は融資業務が中心であり、経営自体は素人です。
財務に対する理解も、低いケースが散見されます。
なぜかと言うと、銀行員はノルマを達成することを目的としており、いかにして顧客に銀行のプロダクトをはめ込むかが重要だからです。
つまり銀行員に経営課題の解決はできませんし、財務・会計の高度な知識・スキルも持っていない方がほとんどです。
メガバンクが貸し出しだけでは儲からないからグループ会社のシンクタンクを使ってコンサル的な営業をかけてきた。
申し訳ないが、本当にコンサルをお願いするならばコンサル専門会社に頼むよ。
銀行員のあなた達に中小企業の問題が分かるわけがない。
銀行という看板を使って営業しないでください。— さんだん (@sadanyon) April 26, 2022
事業再生コンサルにいたころに、よく中小企業の経理と話をする機会がありましたが、






銀行員の方は実は会計のことよく分かってないな~笑
といつも思ってます
というような話をたくさん聞きました。
事業を理解する機会が少ない
銀行員はデッド(借入金)面で企業をみており
企業内部がどのようなKPIを設定して、事業をドライブしているのかなどの
経営者視点で事業を見る点が弱いです。
それは仕方のないことで、銀行員はコンサルタントとして企業の内部に入り込み
売上高や利益を上げるための提言をするという経験を得られることはほぼないからです。
銀行員でお金をみてきたという立場を活かして、事業会社のCFOや経営企画に行けるのでは?
と意外と思われがちですが、事業に疎い経営企画は不要なのです。






筆者は事業会社に入り、より一層銀行員としての関与では、ビジネスの理解は難しいと実感しました
これまで銀行員の悪いところを淡々と述べてきましたが、銀行員の強みを存分に発揮して
転職すれば良い話です。
特に若手銀行員は、ビジネス基礎力や地頭が良い方が多いため、採用されやすい傾向にあります。






いや~言われてみれば銀行員として感じたことがある項目ばかりでしたね、、






もしも銀行員からの転職を考えている場合は、筆者の経験が参考になるかも!気になる方はこちらから!
さあ皆さんここからが大事なので、もう少し一緒にがんばりましょう!
銀行員が活かせる&企業が求める強み4選
コミュニケーション能力
銀行員であれば、法人個人問わず様々な顧客とコミュニケーションをとる必要があります。
基本的な言葉の使い方、名刺の渡し方等の基本的なビジネスマナーはもちろんのこと
相手を良い気持ちにさせ、ニーズを発掘し、提案を受け入れてもらう能力。
相手の要求をただ飲むだけでなく、こちらの言い分をしっかり伝える。
法人オーナーや部長相手と常にコミュニケーションをする経験というのは銀行員ならではであり、採用する企業はそういった経験に興味を持つでしょう。
無形商材を扱った法人営業経験が転職市場では評価されるポイントです。
幅広い金融・業界知識や文章作成能力
銀行員は日常的に新聞やニュースから金融情勢について把握し、顧客との面談に活かしています。






様々な業種の財務諸表を読み、企業の財務面を評価できる点も銀行員の強みですね!
また銀行員は社内で稟議書を作成します。
上司から稟議書をかなり修正された経験があるでしょう。
銀行では”てにおは”などの体裁をかなり気にするため、きれいな文章を書く訓練を日々おこなっています。
読みやすい文章作成能力を備えている点は、銀行員の強みと言えるでしょう!
ストレス耐性
上席からノルマ未達成でかなり詰められた経験がある人は少なくないでしょう。
『銀行員はストレス耐性が高い』と評価されます
厳しい環境の中、ノルマ達成のため、支店や顧客の板挟みになりながら、奔走した経験はかなり評価されます。
私が事業再生コンサルへ転職活動をしていた際に面接官から
「正直銀行員の財務能力は業界でみれば低い。だが、これまで培ってきたあきらめない精神力や目標に向かって努力してきたという点は評価する」
とこのように言われました。
受ける企業によって変動すると思いますが、若手銀行員に企業が求めているのは、
基礎的な財務の力以上に「目標達成力や忍耐力」だと思われます。
関係者の調整能力
進んでいる案件をどのようにクロージングにもっていくかをスケジュールを考え、
支店の誰を、顧客のどの人物に、いつアテンドするか
常に案件制約のため、考えることがノルマ達成に必要なプロセスです。






あの社長を納得させるために、次回は支店長を連れていこう。
その前に明後日、課長を連れて、一度提案しにいくか
顧客を動かすために、誰を連れていくかなどの、関係者をうまく活用する術を学べる点も銀行員の強みとなるでしょう。
20代銀行員の転職難易度・転職先
20代であれば、基本的にどの業界・職種へもポテンシャル枠として転職しやすいです。
特に23歳~28歳の比較的若手の方は第二新卒として採用されやすい傾向にあります。






金融業界、人材業界、コンサル業界、IT業界への転職が人気ですね!
筆者の周りの同僚が転職した具体的な企業名では
- メガバンク信託銀行
- デロイトトーマツ、PwC
- アクセンチュア
- ベイカレントコンサルティング
- IT系ベンチャー企業(色々)
- リクルートグループのどこか
- 公務員
あたりでしょうか。






本当に色々なところに行ってますね
評価されるポイントとしては、
・無形商材を扱った法人営業経験
・ストレス耐性
・一定の地頭の良さ(銀行の採用は学歴フィルターが多いため)
・銀行で身に付けた一定の基礎ビジネススキル(採用後、訓練コスト低)
20代銀行員の場合は、実績やスキルで評価されないケースが多いです。
外資系コンサルや投資銀行のような高いスキルが必要な企業への転職は、
学歴が高く地頭が良い方、英語力が高い方、専門部署でスキルを磨いていた人と
普通に支店で過ごしてきた銀行員からすればハードルが高いです
筆者のように銀行の次コンサルティング会社で修行することに興味のある方はMyVisionへ無料相談してみることをオススメします!
MyVisionはアクセンチュアやBIG4(デロイト、PwC、KPMG、EY)といった 外資系コンサルティングファームや ベイカレントコンサルティングといった国内の人気ファームへの転職支援が強い コンサル業界特化の転職エージェントです。






コンサル転職を考えているのであれば、一度相談してみると良いですよ!






ちなみに30代になった場合は変わるんですか?
30代で支店勤務がキャリアの大半を占める銀行員は、転職先がかなり絞られます
ポテンシャル採用という枠から外れ、即戦力として使えるかどうかで判断
という採用目線になります。
30代銀行員は市場価値と比較した際に、実態の市場価値よりも高い給料をもらっているため、給料も基本的に転職先で下がるでしょう。
転職先も経験者枠として営業ポジションがメインとなります。






転職市場では、銀行員に財務会計スキルやエクセルなどのハードスキルはあまり無いと見られるため、営業マンとしての即戦力活用がメインなんだ
筆者は銀行員でいることは専門性が身に付かず、リスクだと判断し、転職をしました。
結果的に筆者は、銀行を辞めてよかったと心の底から感じています。
ポジショントークですが、今後のキャリアを考えたときに、銀行員で働き続ける優位性は高くないと考えているので、
転職することをオススメします。
事業会社の場合は営業ポジション以外なかなか難しいのが現実ですが、コンサルティング企業は人材不足が鮮明なので、
ぜひ門を叩いてみるのは良いかもしれません。
- 転職する勇気は今はないけど、準備は進めておきたい
このように思った方こそ、一歩を踏み出したら止まらないかもしれません。
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これまで色々聞いたけど、どうやって転職活動を進めていけば、わからないよ~~~






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コンサル特化のエージェントで、エージェント自身がコンサルタント経験者なのが強みですよ!
まとめ
銀行員だった人が、「転職後に残っておけばよかった」と後悔しているケースは聞いたことがありません。
私の周りでもそれぞれ、新しいキャリアを切り開き、銀行員では身に付けることのできないスキルを身に付け活躍しています。
もし、あなたが現状に不安を感じていて、転職を考えているがなかなか踏み切れないということであればぜひご相談ください
将来的には、若くして経営人材として活躍したい!
という若手銀行員の方で、現在のキャリアに悩んでいる方






今のままだとなんとなく不安だという銀行員の方は多いと思います。過去私もそうでした、、
コンサルティング企業で、ゴリゴリ修行するのがポジショントークですが、良いと思いますよ!



