突然ですが、あなたは銀行員に対して、どのような印象を持っていますか?
- 銀行員ってなんか楽そう。支店3時に閉まってるし、給料も高いよね
- モテそう
- 銀行員になれれば、もう勝ち組ってことでOK?
- ノルマが厳しいって聞くけど、どのくらい厳しいの?
色々な意見があるかと思います。
近年銀行員の役割は多様化しており、ただの金貸しだけでは付加価値を発揮しきれなくなってきています。
経産省では金融機関向けに中堅中小企業のDXに向けたガイドラインを作成するなど、銀行が担う役割は重要です。
そのような環境の中で
・新卒の就職先として、銀行を考えている方
・現在銀行員として頑張っている若手の方
銀行に対する幻想を抱いてほしくないので、等身大の姿をしっかりお話していきます。
結論から言うと、
ビジネススキル修行と割り切り銀行に入り、20代のうちに転職することをオススメします!

銀行員は今でも給与水準が高いし、福利厚生もしっかりしているから、良いところではあるけどね!
しかしこれから事業を自分でやってみたり、どんな会社でも働けるような力を身に付けたい人には
銀行は長くいるのはリスクが高すぎます。
銀行員のスキルは銀行でしか使えないことが多いのです。
ちなみに、ネット上ではこんな意見がありました。
銀行からベンチャーへ転職したい若手へのメッセージ
①30代からの転職は難易度があがる
②銀行員の転職は若い間にするべし
③銀行からベンチャーのCFOは狭き門
④若手を動かす経験をもつべし
⑤銀行出身の起業家はいる
⑥銀行からの転職は思い切りも大事
⑦転職に生かせるスキルを棚卸— 高野秀敏/ベンチャー転職/エンジェル投資家/M&A (@keyplayers) September 1, 2022
会社員は続けようと考えています。
銀行員は銀行員として働くことで価値があると思うので、自分に大したスキルが無いことにも不安を感じます。
ただスキルは会社が付けさせてくれるものでもなく。答えを出すには時間がかかりそうです😂— ぽみ川 (@sssteriiktteri) August 18, 2022
・ずっと銀行にいるのはちょっと違うかなと思っている
・銀行からのキャリアについて考えたい
・そもそもキャリア設計がよく分からない
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筆者の経歴
- メガバンクへ入行。都内店へ配属。法人担当として勤務。法人部門にて優秀賞を獲得。
- コロナ渦を契機に事業再生コンサルティングファームへ転職。事業財務DD、再生計画策定に従事。
- 製造業や小売業などの計10社以上の再生支援を実施。
- 某大手事業会社へ入社。経営企画としてM&Aや様々な事業の意思決定に携わる。
- スタートアップの代表取締役に就任
そもそも銀行員って何しているの?
多くの人が銀行に抱いているイメージは、
女性が多い!
ではないでしょうか。
女性目当てにくる人も中にはいるようですが笑
銀行の支店の機能は主に3つあります。
- 決済(預金・振込・外国送金・為替)
- 融資(法人融資・住宅ローンなど個人向け)
- 運用(投資信託等を扱う)
基本的に皆さんがよく見かける女性たちは、決済を担当しています。
本記事では、主に法人融資を扱う部署の話をしていきますね!
法人融資担当とはいったいどんなことをしているのか






銀行員といえば半沢直樹をイメージする人も多いですよね
法人融資担当は、銀行のいわゆる総合職がなります。
銀行員になって初めのうちは、基本的に支店に配属されるケースがほとんどです。
そこで半年~1年程度の研修期間を経たのちに、法人融資担当(渉外担当)になります。
法人融資担当は、融資業務以外にもいろいろなことをやります。
場合によっては、法人顧客の御用聞きみたいな動きをすることもザラです。






社長個人の通帳の記帳とかですね。老人社長には肩たたきをするケースもあります
肩たたきをするケースは稀なので、安心してください笑
一度箇条書きで書き出してみます
- 法人融資
- 法人の決済関連書類の取次
- 不動産売却・購入のニーズ喚起
- 法人運用(投資信託・株式)のニーズ喚起
- 相続対策の提案
- 税金対策の提案
- 社長や従業員向けの個人向け資産運用の提案
- ビジネスマッチング
- 業務効率化のシステム導入…etc
法人融資以外にもやることは、たくさんあります!
意外ですよね。私もはいるまで知りませんでした笑
怖いのが、これらすべてに目標が張られていて、全項目でノルマを達成しないといけないです。






半沢さんみたいに、一つの案件に全力を注ぐなんてことはできません。
すべての目標を頭に入れて、いつまでにどこにあたるのかを常に考えています。
いかに数をあたるのかが大事かもしれません。
法人融資担当はどれくらい働いているの?
月の残業時間、あなたはどれくらいだと思いますか??






月間45時間が一応限度ですよね
銀行は、時間外労働に厳しいので、基本的に45時間以内におさめるようにしています。
ただ、実際はもっと働いています。
イメージでいうと、残業は65時間くらいになります。
まず銀行員の朝は早いです。
あなたのイメージだと、銀行は9時に開店しますよね。
当然ですが、銀行員はもっと早くきていて、私は基本的に7時50分にはきていました。
下記表のスケジュール通りにやると、大体月あたり残業時間が45時間程度になります。
行動内容 | 時間 |
---|---|
起床 | 6時 |
通勤 | 6時50分~7時50分 |
出社 | 7時50分 |
掃除・事前準備・朝礼 | 7時50分~8時40分 |
パソコンスイッチオン | 8時40分 |
パソコンスイッチオフ | 19時30分 |
ミーティング・作業 | 19時30分~20時 |
退社 | 20時 |
帰宅 | 21時 |
食事・風呂・その他 | 21時~22時30分 |
資格勉強・明日の行動計画を確認 | 22時30分~24時 |
就寝 | 24時 |






パソコンスイッチオンとオフってどういうことか分かるかな??
銀行では、パソコンをつけた時間が記録されており、実質的なタイムカード的な枠割を果たしています。
勤怠記録と電源つけた時間がずれていると、厳しく注意されます。
つまり、仕事を長くするためには、パソコンを切って書類作業をする必要があります。
実質的なサービス残業です。
銀行員の仕事量は並みではないため、残業45時間以内におさめることは難しいです。
むりやりおさめるために、パソコンを切って、作業をしているわけですね~
朝の1時間程度と、夜の30分の大体
60分~90分程度/日をサービス残業しているということです。
営業日を仮に20日とすれば、20時間以上/月はサービス残業していることになりますね!
これで45時間/月+20時間/月=65時間/月の残業時間になります!






思ったよりも働いていますよね笑
覚悟しておくべき銀行の文化とは?
さてここから大事な話をしますね。
これが銀行の常識は世間の非常識と言われる一部かもしれません。
詰めの文化
なにそれ?と思ったそこのあなた
覚悟してください。
銀行では、他の会社とは違う詰めの文化が存在します。
これは詰めるという表現自体これまで聞く機会も少なかったのではないでしょうか。
銀行内でたぶんこれから一日に10回くらいは耳にしますので、安心してください。
簡単な定義としては
私が銀行員時代に見てきた詰める上司のほとんどが、実力が無く、顧客折衝があまりにも下手な人たちばかりでした。
そういった人たちが唯一権威を発揮できるのは、社内会議の場です。
そこでは、自分でできもしないことを「なんでできないの?」「いつできるの?」などと強い語調で責めたて、不自由な2択を迫るのです。
私の勤めていた支店の副支店長がまさにこの典型例で、私はその人のイライラのはけ口にされていました。
「テメーわざとやったんだろ?」「本当はできる癖に、わざとミスったんだろ?」
悔しくて何度もトイレで泣きました。
悔しすぎて、銀行の壁を全力で殴って、手を怪我しました。
これは決して誇張しているわけではなく、事実です。
支店に配属して、周りを見回してください。
必ずこのループにハマっている先輩がいるはずです。
役職を必要以上に重んじる文化
銀行に入って皆さんが早々に認識することは
支店長は、戦時中における天皇陛下と同等の存在だということです
これをみて、は??????と思ったそこのあなた、もう一度言います
支店長は支店内における神なのです。
銀行にはいったら、先輩たちの声に耳を傾けてください。
「私は以前、●●支店長に仕えていました~~」
「仕える」という言葉を使っています。
どういうこと?と私は思いましたが、働いているとその意味が分かります。
支店長は、人事権を握っており、銀行員にとって人事は命です。






半沢直樹でも、人事の話は頻繁に出てましたね!
銀行では、どこの支店に配属されるのかで、ある程度将来が見えてきます。
優良支店、いわゆる格が高い支店にいけば、出世できる可能性が高いです。
逆に、格の低い支店にいけば、どれだけ営業成績を上げようとも、出世は望みにくいです。
話を戻すと、銀行員にとって人事がすべて
その人事権を握っているのは、支店長
なので支店内では、支店長のいうことは、脳死で実行し、それは顧客よりも優先して実行されるべきこととして、認識されています。
顧客第一ではありません、支店長第一です!
支店によりますが、大きな支店では、担当が直接支店長に話すことすら許されない風潮があります笑
これ、本当です。
肩書主義である
銀行によると思いますが、当然肩書がそれぞれ存在します。
こんなイメージでしょうか。
ある日、私の顧客が
「この会社と商談したいが、御行でつながりあったりしないかな?とぅっきー君なんとかならない?」
と言われたので、その担当支店に確認しようと、電話をしたときのことです。
入行して、しばらくたったくらいの私は、特になにも考えず、「●●課長をお願いします」と電話口の女性につなぐように電話しました。
でてきた課長から言われたことは
「ん?キミ担当だよね?こういうのは、キミの課長さんから電話してもらえないかな?」
と言われました。?????となりました。






どうやら、銀行では課長や次長以上になると、同じ役職の方からかけないと迷惑にあたるそうです。
外部なら、まだわかりますが、なぜ銀行内部でそんな非効率なことが起きているのか分かりません。
課長でこれなのですから、副支店長以上につなげるのは、さらにハードルが高いですね。






銀行の文化にはどうしてもなじめないです、、






銀行の常識は世間の非常識というように、特殊なのでそのように感じるのは普通です!
銀行員として出世する方法とは
銀行員になったからにはトップを目指してやる!
そんな前向きな意志をもった人も当然います。
あなたも同じでしょうか。
私がみてきた中で出世するために必要な立ち回り方についてご紹介します。
銀行内部の試験は一回でクリアすること
銀行に入るとまずやるのは、銀行内部で作成された試験の勉強をすることになります。
内容は多岐にわたり、財務から外為、法務、預金・為替など色々な基礎知識を詰め込まれます。
それらの試験を実施し、点数にて新卒は評価されます。
新卒時点では、あまりノルマを達成することが人事評価につながるわけではなく、決められた試験を良い成績で通過できるかどうかが問われます。
また、損害保険・生命保険の資格試験など、取得がマストの資格も多いです。
このあたりを通常業務に支障なく、要領よく通過していく必要があります。
業務時間中に試験があるため、もし仮に落ちた場合、別日にいく必要があります。
支店長に許可をとる必要があるので、とっても目立つのです。
土日を削って勉強することが要求されますが、銀行員として順風満帆に生きていくためには、必要です。
必要以上に仕事を取りにいかないこと
あなた、今これはちょっと違うんじゃないんの??
って思いましたか?笑
私はこれに気が付くのはとても遅くなったので苦労しました。
確かに新しい仕事・顧客を獲得して、実績を挙げればとっても評価されます。
しかし、それは実績が上がればです。
前提として銀行では、加点評価ではなく、減点評価です。
如何に新規先を獲得しても、だめです。
成長中の企業であれば、どんどん仕事が増え、人が足りない、だから採用!
みたいな感じで大変ですが、むしろそれが良いと評価されます。
大変な分はみんなで助け合っていこうぜ!という感じです。
しかし銀行では仕事を取りに行った結果、キャパシティを超え、通常業務が追い付かなくなればその瞬間に「コイツだめだ」と評価されます。
となります。
今から大事なことを言いますが、
銀行員として成功するには、減点を防ぎ、上司から信頼され、優良な既存取引先を担当させてもらうことが必要です。
これがすべてです。
優良な取引先というのは、収益を稼げる先です。
- 毎年資金需要があり、お金を貸せる
- 法人で多額の資金を運用に毎年回すため、そのたびに手数料収入がもらえる。
- 不動産の売買が多く、そのたびに仲介手数料をグループ収益として計上できる
こんな先を担当すれば、基本的に収益目標は達成できます。
下手に新規先など稼げるかどうかも分からないところに力を注ぐよりも、
失敗をしないことで安定感を醸成し、上司から良い先を担当させてもらうことが重要なのです。
銀行員が保守的・リスク回避的になるのもこの習性があるためです。






半沢直樹がリアルにいたら、速攻で左遷されてます笑
海外経験を積むこと
もし、
- 営業成績がパッとしない
- 資格試験もうまくいかなかった
ということでも挽回できる方法はあります。
海外支店へトレーニーとして行くことです。
海外トレーニーとして、短期間いくだけでも人事としては良い評価をしてくれます。
具体的にいうと、海外トレーニーの後は良い支店に配属される可能性が高いです。
銀行にとって日本よりも収益率の高い海外拠点は重要であり、それを支える海外人材も当然重要ということでしょうか。
もちろん希望すれば、だれでもいけるわけではありません
それなりに英語の素養があることを証明しなければなりません。
具体的に言えば、英会話がある程度できることと、TOEICでも少なくとも800点ほど必要です。






TOEICはどうにかなるけど、英会話はダメです…
下記にて活躍できるバンカーの特徴を詳しく記載しているので、こちらもご参考にして頂けますと幸いです!




法人融資担当で身に付くスキルとは?
幅広い業界知識が得られる
銀行員になったら必ずしないといけないことの一つに
日経新聞を毎日購読することが求められます。
取引先の社長の多くは日経新聞を読んでいます。
同じ情報源にアクセスしておかないといけません。
また朝礼中みんなの前で、突然、日経新聞の記事について上司から、質問がきます。
良くあるのが、新聞記事の中に取引先の名前が載っていたりするわけです。
ここを見逃すと担当として、やる気がないんじゃないのかと減点の対象になります。






外野全域を一人で守るくらいの守備範囲ですよね
ただ、決して悪いことだけではなく、自然と経済や政治について最新情報をアップデートできるので、知識は身に付きます。
また、法人顧客の取引先もいろいろな業界を担当するため、それぞれの業界やビジネスモデルについて多少詳しくなれます。
広く浅く知識をインプットできるのは銀行員が身に付けることができるスキルです。
財務分析力がイヤでも身に付く
このイメージが強いのではないでしょうか。
銀行員は法人顧客に融資をする際、必ず試算表と決算書をもらい、内容を精査します。
精査した内容を、銀行内部にて稟議にかけ、決裁されて初めて融資ができます。
稟議を書くのは、担当なので、なぜ融資できるのか、PLとBSの状況についてしっかりと分析しないといけないのです。






入行時の研修でしっかり勉強しますし、支店に配属されれば、ほぼ毎日みるので安心してください!
世の中意外と決算書読めない人多いですよね。
自営業の人でもなんとなく読んでいる人いると思います!
決算書が読めれば、自分で事業をやるときにも確実に役に立つでしょう。
無形商材を扱った法人営業経験・経営者とのコミュニケーション力が身に付く
このスキルは特に転職市場において評価されやすいスキルです。
銀行員は、企業にとってファイナンスと、重要な意思決定に立ち会うことから、相手は部長クラスか、社長相手になるケースが多いです。
新卒で銀行に入って、1~2年で百戦錬磨の社長と、商談ができる仕事ってどれだけあるでしょうか。
社長と対等に話すだけの知識・コミュニケーション能力が求められます。
しかし、当然これはすぐに身に付くわけではなく、顧客に怒られながらも、信頼関係を築いていくというプロセスを経ていきます。
みんな同じです。
そのコミュニケーションの中で、自身に課せられた営業ノルマをこなしていきます。
このように、厳しいノルマを追いかけつつ、経営層相手への商談という経験を銀行員は得ることができます。
銀行員であることのリスク
銀行員には大きなリスクがあります。
専門スキルが身に付けられない点と、転勤を伴う異動です。
専門スキルが身に付かない
まずは専門スキルを身に付けられない点について話しましょう。
支店勤務の銀行員は、基本的に幅広く業務を行う性質上、知識は多いですが、すべて深いレベルで要求されることはないです。
どちらかというと、コミュニケーションスキルのようなソフトスキルが要求されます。
また財務分析スキルと言っても、決算書から読み取れる内容に限定されるので、会計の詳しい内容については疎い人が多いです。
銀行員の転職市場での評価は、第二新卒では高いです。
それは、若くして経営層とのコミュニケーションを経験している、基本的なビジネスマナー・ビジネススキルを身に付けている
このような点でポテンシャル採用されやすいということです。
しかし、30歳をすぎた銀行員はどのように評価されるでしょうか。
30歳以上の転職は基本的に即戦力となることを要求されます。
企業側も高い給料を払って採用するので、それに見合った働きを期待しているからです。
それに30歳の銀行員であれば、年収は一般企業よりも高く、下手すれば1,000万円を超えています。
- 30歳支店勤務銀行員
- 専門スキルなし
- 法人営業経験あり
- 希望年収1,000万円程度
あなたが事業会社の採用担当だとしたら、採用しますか?
私であれば、営業マンとしてなら即戦力になるでしょうから、600万円~700万円なら採用しますといいますね
このように基本的に銀行員で30歳超えてくると、他社に転職する場合、年収が落ちるし、営業部門になるケースが多いです。
よって銀行員でいるほうが良いため、嫌々銀行員を続けている人がたくさんいます。






飲み会では仕事の愚痴が多かったですね…
- まじで転職したい
- 銀行は本当に疲れる
- でも待遇は良いからなぁ
- 嫁や子供いるし
私は聞き飽きました笑
転勤を伴う異動
これも銀行員であれば一生ついてくる話です。






仕事で色々なところにいけるという前向きな見方もあるよね
大体銀行員は3~4年周期で異動を繰り返します。
なぜ異動するかというと、
- いろいろな環境を経験させ、人材を育成する
- 行員同士の癒着による不正防止
主に上記の二つです。
私が思う異動の最も大きなリスクは、
自身の希望する経験・スキルが身に付けられなくなる点です。
専門スキルを身に付けるため、本部の投資銀行セクターにいきたい!
とあなたが願っても、支店業務で減点しまくれば無理です。
そして仮に、どれだけ支店で評価されても、大人の事情により、希望部署にいけない可能性がかなり高いです。
結局、運要素が強すぎて、あなたのキャリアプランが銀行都合でコントロールされるということです
新卒・第二新卒のあなたに教える具体的なキャリアプラン・セカンドキャリアとは
銀行員は、20代のうちに辞めること!(できれば28歳くらいまでには)
これだけ今回は頭に叩き込んでもらえれば、この記事は役にたったと言えるでしょう
銀行はビジネススキルを身に付けるための養成機関と思ってください。
銀行は新卒のあなたに対して、多額の研修費用などのコストをかけています。
これは銀行という大きな経営基盤があるからこそ、人材育成に多額の投資ができるわけです。
他の会社ではなかなかできません。
その投資をかならずモノにして、次のステップへ進みましょう。
銀行から転職する人も2種類います。
- 違う業界に行く人
- 専門スキルを身に付けたい人
違う業界でいうと、不動産や保険会社、リースなどの金融業界から人材系やIT系などさまざまです。
これは第二新卒だからこそいくことができているという背景がありますね。
専門スキルを身に付けるために転職する人は
コンサルティング企業に行く人が多いです。






筆者はこの方面にいきました
銀行から多いのは、戦略系コンサル、財務・会計系コンサルだと思います。
私はコンサルにて確実にスキルアップを目指すことをおすすめします。
理由としては、戦略・財務会計系の強みがあれば、経営判断に関わる重要なポストにつける可能性が高いため、将来経営層になるキャリアを築きやすいからです。
また、戦略や財務会計は業界横断的なスキルなので、転職する際でも
他の業界を狙うことができます。
自分のいきたい道へ進める可能性が高いということです。
筆者は
銀行員→事業再生コンサル→事業会社経営企画(M&Aが主)→スタートアップ起業
というキャリアになりますが、筆者も相当キャリアについて色々と考えた結果今があります。
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まとめ
ここまで銀行内部の事情や、身に付くスキル、銀行員のリスク、キャリアについて話してきました。
最終的な結論としては、
ビジネススキル養成機関と割り切り、銀行員は、20代のうちに辞めること!
です。
しかし、勘違いしないで頂きたいのは、銀行員は忙しく、難しい仕事です。
よって身に付くスキルと経験はとっても貴重なものです。
下記記事も良ければご参考にして頂けますと幸いです!



