- 銀行に内定したけど、英語は勉強したほうが良いの?
- 銀行員として勤務しているけど、英語勉強したほうが良い?
- 英語って実務で使ったことないから、不要では?
銀行員になると、意外と話題に挙がる英語力。
今回は”英語はそもそも銀行員にとって必要なのか”という疑問について解説していきます!
筆者は、メガバンクに過去内定をもらい、入行前の英語上達カリキュラムを受けていました。
TOEIC点数は入行時、790点です。

海外勤務を想定し、ある程度の英語力はつけておきたいと考え、学生時代から勉強を継続していました!
ただ英語を使う機会は日常業務ではほぼなく、英語力よりも日々の業務をこなすための知識を詰め込むことが優先され、
英語を勉強するメリットって無いのでは??
と感じるようになりました。
この記事の結論としては
- 国内支店での昇格をしていく場合、最低でもTOEIC600点はもっておきべきだが、優先度は低い
- 銀行での出世コースに乗りたい場合や外資系転職を考えるのであれば、TOIEC800点に加え、ある程度の英会話力が必要






私の同期で、銀行の中枢部門に異動した人はほぼ、海外トレーニーや駐在を挟んでいる人が多いです!
どの程度の英語力が求められるのか
キャリアの方向性によって、大きく分かれます
- 国内支店で昇格を考える場合
- 海外の営業店やマーケット部門など英語が必要な部門に配属される場合
順番にみていきましょう!
国内支店で昇格を考える場合
これは多くの銀行員が進む道かもしれません。
国内の支店にて、異動を繰り返し、課長→次長→副支店長→支店長という流れで出世するパターンです。
筆者のいた銀行では、TOEIC600点が、管理職になるために必要な点数と行内に通知されていました
つまり課長になるための必須条件になるということです。
ただ、事実として英語とは無縁の方でも、普通に役職が上がっている人もいるのであくまで指標にすぎません。
むしろ営業実績を上げることに全力を尽くすことで問題ないでしょう。
海外の営業店やマーケット部門など英語が必要な部門に配属される場合
目安でいうと、少なくともTOEIC800点以上が必要であり、英会話力も一定レベルを求められます。
香港やロンドン、ニューヨークなどの金融都市に配属された筆者の同期は、みんな900点以上のスコアを保有していました。
また業務上英語が必要なため、英会話を積極的に勉強していました。
TOEICスコアだけでは、スピーキングやヒアリングはカバーできないですよね。






あくまでTOEICは入場券。英会話が最も重要だとみんな言っていました
筆者の同期曰く
- 「TOEICの点数は意味がない。使いこなせないと仕事にならない」
- 「むしろ実践的な英会話とかのほうが重要」
- 「TOEIC900点超えてても、しゃべれないやつは普通にいる」
みんな必死に英会話を勉強していました。
つまり必要なことは現場で使えるビジネスコミュニケーションのスキルということです
おすすめの英会話サービスを紹介しているので、参考にしてみてください!
http://www.tukky.online/?p=965支店勤務なら英語は実質不要?
営業が得意であれば、別になくても良いです。
結局のところ、どれだけ銀行に貢献するかが重要ですよね。
通常業務の場合は、ほぼ英語に触れる機会がありません。
TOEIC600点であれば、努力すれば必ず届く水準なので、昇格にどうしても必要と言われたタイミングで、短期集中でとってしまいましょう!
むしろ、それ以外の簿記やFPなどの実務で使用する勉強をしたほうが賢明です。
英語を勉強するメリット
出世コースに乗りやすい海外駐在のチャンスを掴める
若手銀行員は最初、大きな実績を積むことは難しいです。
しかし、英語力があれば海外駐在にいける可能性が高まります。
そして海外を経験すれば、自然と異動も良い支店や本部になるケースが多く、最もコスパよく出世コースにのることができます。
TOEICの点数が少なくとも800点以上あり、英会話をある程度できるということを、上席にそれとなくシェアしておくと
いずれ支店長の耳にも入ることになります。
あなたの異動を考える際に、その情報を支店長が人事部とシェアし、あなたが海外を希望すれば、海外に行けるチャンスは充分あります!
転職する際に外資系企業を狙えるなど、選択肢が増える
筆者が過去、外資系コンサルティング企業を受けたとき、このように言われました
「銀行員のスキルだけだと、正直内定が出しずらい。せめてTOEIC850点あり、英会話もある程度できるレベル感が欲しい」
これ、最終面接です笑






はやくいってくれ~~~と思いましたね
銀行員のスキルセットだと、外資系コンサルにいくには、スキル不足です。
そこで英語力がすでにあれば、あとは業務のキャッチアップだけなので、採用される可能性が高まります。
現に、同期で英語力を評価され、外資系コンサルファームにいった人もいました。
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英語を勉強するデメリット






えっ、メリットしかないんじゃないの?どゆこと?






もちろんメリットは大きいが、時間の使い方は人によって、違うということだよ
- キャリア上、英語を使わないのではあれば時間の無駄になる
- 本来身に付けるべき、財務会計スキルなどの金融知識がおろそかになる可能性
海外勤務を希望していなかったり、外資系企業に転職予定もない。
国内の営業店で、活躍したい!ということであれば、英語の勉強をしても実務上役に立ちません。
新卒入行して、1~2年くらは許されるかもしれませんが、3年目以降になると、実績が求められます。
実務で役にたつスキルをもっていないと、英語だけできるけど、使えないやつと揶揄されて、終了です。
知識は実践で使えるからこそ、意味があります。
そういった意味では、現在大学生の方は、今は英語を中心に勉強しておくと良いです。
財務・会計や金融知識は、OJTを踏まえながら学習したほうが覚えるからです。
まとめ
全員に英語の勉強が必要ではありません。ただ
- 銀行員で出世コースを目指したい
- 外資系コンサルなどに転職をしたい
と考えている方は、TOEIC対策に加え、英会話力が重要です。
TOIECの勉強をコスパよく勉強進めていきたい
という方はスタディサプリEnglishを試してみるのも良いでしょう
私の監査法人勤務の知り合いで英語がまったくできなかったのに、オンライン英会話で
一日25分の英会話を1年以上継続した結果
海外駐在に選ばれた人がいます。






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銀行員として将来どうなるか不安だなぁ
そう思うのは普通なことです
・希望通り異動できるか分からない
・外に出たら通用するのか分からない
・待遇は良いけど転勤もあるし、、
私は銀行異動の不確実性や、収益目標が全面に貼られ、顧客本位の営業が会社全体としてできているのか疑問に思い退職しました。
銀行でなくととも海外での就業が積むことが可能です
特に自動車メーカーや輸出を専業としている会社は支社の多くが海外拠点であったりするので、希望すればいける可能性が高いそうです。
自分が本当にやりたいことは何か、英語の勉強は本当に必要なのか
実は一歩引いて、そもそもの目的から考えてみることが大事な時もあります。
転職も含めて考えている方は下記の記事もぜひ参考にしてみてください!



